紅葉
バイクは基本的に一年中楽しむことができるものですが、やはり「バイクに乗るのに適した季節」というものがあります。バイクに乗るなら、一般的には春や秋がいいと言われていますね。春は花粉症などの影響が大きいですが、秋は比較的それが少ないので「ツーリングに最適な季節」といわれています。
秋は程よく涼しいので、怪我を予防する為にランディングウェアを着用しても暑くありませんし、何より過ごしやすい季節なので、長時間のドライブも楽というメリットがありますね。
ただし、そんな秋のツーリングにも気をつけなければならない点があります。
ここでは、そんな「秋に気をつけなければならないツーリングのこと」について記述をしていきたいと思います。

すぐに気温が下がる

秋になると、「昼間はとても暖かいのに、夜になると寒くなる」という日々が続きます。
特に、山間部になるとそれが顕著。夜になると、本当に寒くなるというところは少なくありません。
暖かいと思って普通の装備でいって、夜になって寒さで凍えてしまうということも多いので、常に山の天候を意識しながら移動をすることが必要になるでしょう。
できれば、夜になる前に戻るか宿をとるかという選択をしたいものです。

人間がクマに襲われるケースが多発しています

もともと、クマは人間を恐れる動物です。
あちらが人間を「怖いもの」と認識している場合、めったなことで出会うことはありません。
しかし、近年は「山中に餌が少なくなってしまったために、人が住んでいる領域まで降りてくるクマ」が増加。
このため、本来であれば会うことがない場所でクマに会う人が増えています。
人間に会ったとしてもたいていのクマは逃げますが、中には攻撃をしてくるものもありますので注意が必要になります。実際、山の中でクマに出会い襲われたというケースは多く報告されていますよね。
特に、子供を育てているクマの場合は人間から小熊を守るために襲い掛かってくることがあるので、注意しなければなりません。バイクであれば逃げることもできるでしょうが、念のためクマ対策をしておくことをお勧めします。

天候が変わりやすい季節でもあります

秋は天候が変わりやすい季節でもあるので、雨具などの準備をしっかりしておくことが大事。
突然の天候の変化にも対応できるようにしておきましょう。
こういった準備をしておくだけで、山のツーリングをさらに快適にすることができます。特に、秋の場合は準備しておくものがたくさんありますので注意しましょう。

秋のツーリングで気をつけたいこと