バイクの維持費というのはどのくらいかかるのか

車を保有するよりもバイクのほうがずっと維持費も少なく済む、といわれています。
確かに車検にしても税金にしても、また駐車場の確保などからしてもバイクのほうが維持費も少ないと感じますが、実際に200ccや400ccのバイクを維持するために、どのくらいの費用がかかるのか、内容的に理解したいという人も少なくありません。

これからバイクを購入したいと思う人、また購入する予定の方は、維持管理する費用が必要になるということも、理解が必要なのです。

バイクの維持にかかる費用は排気量によって違う

バイクの維持に必要な費用をざっと上げてみると、まず自動車税、更に自動車重量税、自賠責保険や任に保険などの保険系、車検、ガソリン費用、駐車場代に消耗品、メンテナンス、こうした費用がかかります。

いずれも必要不可欠な費用となり排気量が、125cc以下のバイクについては自動車重量税、車検代がかかりません。
また126ccから250cc以下のバイクについても、車検代のみかかりません。
そのほかの排気量のバイクについては、すべての費用が必要となるのです。

自動車税は毎年4月1日に車を所有している人に課税される税金です。
4月1日の時点でバイクを所有していればの言う税通知書が届きます。
これを5月末日までに支払うのです。

車との違いがあり、車の場合、例えば10月に購入した場合、10月から翌年の3月末まで車を所有しているということになるので、その税金を日割り計算し支払います。
しかしバイクの場合、この分の請求はありません。

自動車重量税は自動車の重さ、また経過年数によって課税されるものです。
これは125cc以下のバイクに課税されない税金です。

自賠責保険は強制保険といわれ法律によって加入が義務付けられています。
また最近はバイクでも自賠責保険で補填できない部分を補うために、任意保険へ加入される方が非常に多くなっています。

車検費用は250cc以下のバイクには必要ありませんが、メンテナンス費用ということになるとすべてのバイクにかかるものですし、管理、メンテナンスをしっかり行うということは、その所有しているバイクを長く利用するために必要なことです。
自分の命を守ることにもなるので、この費用も欠かせない費用となります。

バイクは大型ほど高くなる

こうしてかかる費用を見てみると、やはり大型のほうが高くなるということがよくわかります。
また普段毎日乗る方、毎週と遠乗りする方、利用頻度が高い方のほうが、維持費用も高くなるといえます。

ガソリン費用とメンテナンス費用以外は、決まった金額を大体出すことができると思いますので、試算してみて、そこに1ヶ月どのくらいのガソリンを利用しているか計算し、それを年間にして計算してみて、予算を計上しておきます。

メンテナンス費用はその年によってかかるものが違ってきますが、多めに予算絵を取っておくと安心です。

バイクの維持費ってどれくらい?