バッテリーとエンジン

バイクを購入しても、あまり乗れない場合、どうすれば良い状態で保管できるでしょうか。
パーツなど、いくつかのポイントごとに考えましょう。

まずバッテリーですが、バッテリーはバイクに乗っていない状態でも自然放電し、充電容量が減少していきます。
一か月に約1、2%放電し、そのままだとバッテリー上がりになり、完全放電したバッテリーは充電しても再使用できない場合があります。
しばらく乗れない場合、バッテリーのマイナス端子をターミナルから外しておきましょう。
こうすることで通電を遮断し、自然放電を防ぎやすくなります。

エンジンは、定期的にエンジンをかけてエンジンオイルを循環させることでエンジン内部のサビや劣化を防ぎ、良好な状態を保てます。
長期間エンジンをかけずにいると、オイルパンにたまったゴミが固まり、このゴミが再度エンジンをかけた時、大きな塊になってエンジンに流れ、エンジンが焼き付いてしまうというトラブルも生じ得ます。
月に1回程度はエンジンを数分間稼働させ、トラブルを防ぎましょう。

ガソリンタンクとタイヤ

一か月程度でも、ガソリンタンク内部には軽度のサビが発生することがあります。
さらにその状態が続くと、サビが進行して金属内部を腐食させてしまします。
タンク内部のサビは、タンク内部で空気中の水蒸気が結露し水分となることで生じます。
これを防ぐため、都度ガソリンタンクを満タンにして、タンクの金属内部を空気に触れさせないようにしておきましょう。

タイヤの空気も、乗らないでいる場合でも少しずつ抜けていきます。
あまり乗れない場合、規定値の空気圧で保管しても、再度乗り出す時空気圧が不足してタイヤと地面との接触部分に過度の負荷がかかり、タイヤにダメージを与えてしまいます。
この予防のため、通常より10~20%ほど高めの空気圧で入れておきましょう。

理想的な保管方法

もし可能なら、バイクをガレージや屋内に保管しましょう。
直射日光や雨、泥や砂利など外部環境要因による劣化からバイクを守れます。
もし直射日光にさらしたまま長期間放置すると、塗装が褪せてきたりプラスチック部品の劣化が進んでしまいますし、雨ざらしにすると金属部分のサビの原因になります。
屋内保管は、あまり乗れない場合のベストな保管法です。

屋内保管が難しいなら、バイクカバーを活用しましょう。
屋内保管と同じレベルとまではいきませんが、雨風にさらすよりはるかによい方法です。この際、カバーが風でバタついてバイクのボディを傷つけてしまわないように、バタつき防止ベルト等を使用してしっかり固定しておきましょう。
また、雨の後などカバー内部に水蒸気が充満したままだと、バイク金属部品のサビの原因になります。
雨の後はこまめにカバーを外し、乾燥させサビを防止しましょう。

バイク購入後あまり乗れない場合の保管方法