必要な金額を知っておこう
バイクの免許を取得しよう!と思っても、それにはお金がかかります。
必要な費用を事前にきちんと把握しておかないと、せっかく教習所に通い始めたのに免許を取得する前にお金が足りなくなってしまった…なんていうことにもなりかねません。
とくにバイクの免許というのは、年齢の若いときに取得することも少なくないですから、あらかじめきちんと費用を計算し、余裕をもって取得できるようにしておくことが大切です。
具体的にどのくらいの費用がかかるかということは、取得するバイクの免許の種類や取得方法、あるいは個人の上達具合などによっても異なりますが、平均的な必要な金額を知っておくことはとても重要でしょう。
バイクの種類と料金の差
たとえば、現在全く免許をもっていない人が普通二輪免許を取る場合には、約14万円の費用がかかります。しかし、年齢が18歳以上であれば同じように免許をもっていない状態からの取得であっても費用は少し安くなり、さらに現在小型免許を持っていれば費用は6万円以下にまで下がります。
また、オートマチック車限定の免許とマニュアル車でも金額は異なり、普通2輪であれば両者の間で2万円から3万円程度の差が生じます。
バイクの運転免許は、原付、小型AT、小型MT、普通(中型)AT、中型(中型)MT、大型AT、大型MTと全部で7種類あり、それに加えて取得時の年齢や現在持っている免許によっても教習内容が異なりますから、あらかじめきちんと自分の場合はどのような教習が必要で、どのくらいの費用がかかるのかを確認する必要があります。
さらに、教習期間が長くなれば、その分延長料金も必要となります。
運転免許の教習というのは、決められた内容の教習を受け、教官がその項目をクリアしたと判断しなければ先に進むことができません。
つまり、1回の教習で教わった内容をマスターできなかった場合にはそのぶん教習を延長することになり、それだけ追加料金が発生します。
教習所によっては、最初に少し余分に受講料をおさめることで追加料金なしで教習を受けられるケースもありますから、自信がない場合にはそのようなシステムを利用するのもいいですね。
また、通常の教習の料金に加えて、卒業検定を受けるためにも費用が発生します。
最初の卒業検定については、あらかじめ料金が組み込まれていることがほとんどですが、1回で合格できなかった場合にはその分の費用が必要となるのです。