バイク免許の受験資格
バイクを運転するためには、バイク免許が必要です。
バイク免許には排気量などによって種類があります。
50cc以下のバイクに乗れる原付免許。
125cc以下のバイクに乗れる小型限定普通二輪免許とAT限定小型限定普通二輪免許。
40000cc以下のバイクに乗れる、普通二輪免許とAT限定普通二輪免許。
400cc超のバイクにも乗れる大型二輪免許と、AT限定大型二輪免許。
このうち400cc超のバイクにも乗れる大型二輪免許と、AT限定大型二輪免許は年齢が18歳以上であることが条件ですが、それ以外の免許は16歳以上であれば受けられます。
ただし、両眼を合わせた視力が0.7以上で、片方の眼がそれぞれ0.3以上であることも条件となります。
片方の視力が0.3未満である場合は、もう片方の眼の視野が左右共に150度以上で、両眼の視力が0.7以上でなければいけません。
バイク免許の取得に必要な書類
バイク免許を取得するためには、試験に合格するだけでなく、必要な書類を提出しなければいけません。
バイク免許の取得で必要な書類は、次のとおりです。
車の運転免許を持っておらず、初めて免許を証を取得する場合は、本籍が記載された住民票が必要です。
そして健康保険証やマイナンバーカードなど、本人確認ができる書類を提示しなければいけません。
さらに、免許証申請用の写真として、縦3センチ×横2.4センチの証明書用写真も1枚必要です。
この写真は、提出から半年内に撮影したものでなければいけません。
そして、教習所に通った場合は、教習所の卒業証明書も必要です。
運転免許証を持っている場合は、運転免許証と免許証申請用の写真、教習所の卒業証明書のみの提出でOKです。
バイク免許の交付で支払う手数料
バイク免許証を発行してもらうためには、手数料も必要です。
原付免許の手数料は受験料として1,500円、講習料として4,200円、交付手数料として2,050円、合計7,750円です。
原付免許以外は教習所を卒業した場合と、教習所に通わずに直接受験する場合で費用が異なります。
まず、教習所を卒業した場合ですが、こちらは受験料と交付手数料のみ支払います。
直接受験する場合は、受験料と交付手数料に加え、試験車使用料、取得時講習料、応急救護講習料を支払わなければいけません。
受験料も教習所に通っている人と、直接受験する人は料金が異なります。
教習所に通った場合の免許交付に必要な費用は合計で3,800円。
教習所に通わない場合の費用は合計で2万2550円(大型免許は2万2850円)です。
免許交付のための費用は教習所に通ったほうが安いですが、そのかわり教習所代がかかるので、教習所に通わずに直接試験を受けたほうが費用の節約になります。
しかし、受かりにくいというデメリットもあります。