誰かと一緒に楽しむことができるサイドカー
バイクを楽しむためのアイテムにはさまざまなものがあります。その中でもとくに、他人と一緒にバイクを楽しむことができるアイテムは、根強い人気があります。
そして、そんなバイクをより楽しむためのアイテムとして、特に人気があるのが、バイクの横に接続する三輪車であるサイドカーです。
サイドカーは別名「側車」ともよび、これをバイクの横につないで走ることで、バイクを運転している人と一緒に移動することが可能になるのです。
サイドカーには、乗車用に作られたものの他に、荷物を運ぶためのものもあり、日本では道路が左側通行であることに合わせてバイクの左側にサイドカーがあるタイプが一般的です。
多くのバイクでは、サイドカーを必要に応じて着け外しして使用する構造になっていますが、中にはサイドカーを取り外しできないタイプの外国製バイクも存在します。
サイドカーにはさまざまなタイプがありますが、比較的しっかりした構造で、ゆったりとくつろぎながらのることのできるタイプも多いようです。
また、公道を走ってツーリングや移動などに利用する目的のサイドカーのほかに、レースで使用するサイドカーというものもあります。
こちはは、マシン本体に乗っている人とサイドカーに乗っている人が協力しながらスピードを競うもので、日本でも大会が開かれています。
サイドカーつきのバイクの乗るためには
バイクのサイドカーは意外とサイズが大きく、サイドカーをつけることによってバイクの重心がかわるため、サイドカー付きのバイクを乗りこなすためには少し練習が必要かもしれません。
また、運転免許証や車検もそれに合わせたものが必要となるため、もしもサイドカーに乗ってみたい、もしくはサイドカーに人を乗せて走ってみたいと思った場合はあらかじめ準備が必要になります。
バイクに2人で乗る方法というと、シートを2人乗り用のものにする「ダンデム」がまず思い浮かぶかもしれませんが、これは後ろに乗る人にも技術が必要です。
バイクに乗り慣れていない人や小さな子供の場合、ダンデムは危険が伴う場合もあるのです。
そのようなときに、サイドカーであれば比較的簡単に一緒に移動することが可能になります。
サイドカーは、そんなバイクの可能性を広げることに役立つアイテムなのです。