ツーリングのための準備
バイク好きと言えば、恐らく多くの人が「ツーリング」を連想するでしょう。
「バイクを買ったら、ツーリングに行きたい」と考えている人は、意外なほどに多いです。
特に、今は3月になり暖かい日も増えましたので、「バイクに乗ってツーリングに行きたい」という人も増えると思います。
確かに、風をきって道路を走る様な「ツーリング」は非常に楽しいですし、これを楽しみに・・・と言う人の気持ちも、解らなくはありません。
だけど、ツーリングに行くためには、それなりの準備をしていかなければならないし、そうしなければ「楽しいツーリングが、一気につまらないものになってしまう」ということも。
初心者の場合、どうしてもバイクにばかり気をとられがちなのですが、ツーリングに行くからには、バイク以外のものにも手間をかけなくてはなりません。
ここで、どんな準備が必要なのかについて、少しだけ触れてみましょう。
地上と山を一緒にしてはいけない
上に、「3月になって暖かくなったから、それでツーリングに行きたい」と考える人も増えるだろう」と書きました。
実は、これがツーリングの落とし穴なんです。
「地上がすっかり春なので、その感覚で山に行ってみたら、猛吹雪だった」ということも多く、これが事故につながることも。
山と地上では、寒暖の差がすさまじいので、間違っても同じような気候だろう」という感覚で出かけてはいけません。
これは、散々言われていることなのですが、どうしても危機感が薄く、きちんとした装備も持たずに山に入ってしまう人がいます。
遭難をすれば、必ず「助けに行かなければならない人」がでてきますよね。
つまり、自分が遭難してしまった為に、別の誰かの命が危険に晒されてしまう可能性もあるのです。
その様なことがない様に、山の気候をきちんと把握してから山に行くことはとても大切です。
レインコートなどの装備も
ツーリングに行く時は、レインコートや簡単な防寒具などを持っていくと便利です。
ツーリング先によっては、天候がいきなり変化する様な場所も珍しくありませんので、雨が降ってもいいようにレインコートは必須です。
また、寒いところの場合は、カイロなども持っていくといいですね。
ガソリンを入れるボトルなども販売されていますので、そういったものを使えば、万が一「ガソリン切れ」といった事態にも対応することができます。
とにかく、バイク乗りは「万が一」を想定した行動をすることが大切です。